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日々の破片

著作一覧

2007-07-12

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歌とは何だろう?

刈り入れの歌や船曳きの歌はわかる。それは労働の歌だ。力を合わせ足並みを揃える。

_ 考えてもしょうがないことに少し考える時間をあてがう

SF者としてのただただしさん

というタイトルではなく、

地元の本屋を使っておかないとSF本の取り扱いがどんどん減っていってしまうので可能なかぎりは地元で買うことにしているわけで、なんかどのみち嬉しくない感じ。

(前半を省略することで元の意味を変えることになる引用の仕方)

売ってなければそもそも注文をかけることになるわけだから、売っているだけましなわけなんだが、確かにじわりじわりとメインストリームとはいえないものは、結局、全部、アマゾンでしか買えないことになる未来があるとして。

もしアマゾンがそこで、xxx系はアマゾン的価値観から取り扱いやーめた、となることもないわけじゃない。商売とはいえポリシーはあってしかるべきだし。

そのときどうなるか? というと、なんとなくだが、それでもthe internetがある、と言えることができれば良いなぁ、と思う。

そして、これまでの歴史から、これいいね、と「みんな」が思って、しかし思うだけだったものは必ず国家とか宗教とか思想とかの権力によって収奪されてしまって骨抜きになると推測できたりするのであった。

骨抜きになってしまったら、それはポリシー付きの世界なんだから、それはだめだ。というかポリシーを決めて強制するのがまさに国家なわけで。

ここで、C++でのテンプレートを利用したポリシーに再度戻る。

戻る先は、Rubyでエンタープライズアプリケーションの構築が可能か? という論点だ。

現在のRubyでは、どうあがいても(あがく必要はないんだけど)、ポリシーを適用することはできない(たとえばビジネスロジックのベースクラスを規約によって決めておき、ポリシーを実装したモジュールをファクトリなどのレイヤーで適用していくという方法が考えられる)。適用した先から、骨抜きにできるからだ。

それでもなお、エンタープライズアプリケーションを構築したいとしたら?

元々、制約を強める方向にバイアスがかかったプログラミング言語に対して、制約を緩める方向にバイアスがかかったプログラミング言語という切り口で見ることができる。

おーぷんくろーずぷりんしぷるが通用しない世界。

おーぷんおーぷんな世界。

ぷりんしぷるが異なるものに、同じ方法を適用しようとするのが、そもそもの間違いではないだろうか?

そこに新たなルールを生む必要がある。もしルールが必要なら。

昨日、なんとなくマルクスに対して否をつきつけたバクーニンのことを思い出した。壊血病で死んだネチャーエフのことをネットで調べているうちにたどりついた。いつもそこにあるけれど。

第1インター政治局多数派のマルクスは、バクーニン一派を追い出すことに成功する。しかしバクーニン一派は政治局少数派だが、インター構成員多数派だった。(すでにボルシェヴィズムの萌芽を嗅ぎ付けてみたり)

どうして、こうも人間のいとなみというものは、相似形をとるのだろうか? まったく異なる分野、異なる歴史、異なる地理、をものともせず。

おれたちはパターンが好きなのだ。

マルクスは言う。共産主義は(なにか美しい世界)だが、そこにいたるには、厳密な階級的な独裁が必要である。

バクーニンは言う。共産主義は(なにか美しい世界)だから、そこにいきなりいたればいいじゃん。

マルクスは言う。いやそれは無理ぽ。

バクーニンは言う。まあ、手を動かせや。とりあえず銃を取れ。

こういう場合、指導部はマルクスが正しいと思う。そして、参加者はバクーニンの言葉が正しいと思う。

そして、いつでも敗れるのは多数の側である。

_ キャプテンクックは良いコックではない

壊血病を調べていたら、面白い記述にであった。たぶんウィキペディアだろうが、違うかも。

遠征は必ず死人を生む。壊血病のせいだ。

そこで、キャプテンクックたちは、何か、不足している食い物について思い至る。

そこで、次の3つを用意した。小麦汁、オレンジジュース、ザワークラウト(キャベツのつけもの)。そして、みんなそれを飲み食いしながら航海した。

かくして、奇跡的に1人も死人を出さずに遠征から戻ることができた。

イギリス人はクックの話をきき、小麦汁の効用に目を見張る。3種の中で一番おいしかったから、クックが小麦汁の偉大さをたたえたからだ。

以後、イギリス海軍は壊血病に苦しむことになる。

いっぽうドイツではザワークラウトを船に乗せた。

そこで21世紀のビタミンCの知識を持つわれわれは大きな疑問を抱く。なぜ、オレンジジュースではないのか?

クックたちは、オレンジジュースを良く沸騰させてからビンに詰めたのであった。

(脚色しているが、大体、そんなことだったらしい)

_ ユニットテストの書き順

これは良い記事ですね(もっともオレはこうは書かないようだ。テストは比較的に気分任せだが、インプットを先に書くことが多い気がする——いや、違うな。仕様によって異なるみたいだ。場合によってはテストを書いて、動かして結果を得てからそれをexpectedに書き、以後のレグレッションテスト用の基準とする場合があるから、そう感じただけで、基本的にはexpected、inputの順に確かに書いている)。

1

2

3

全然別の話:自動化できることは自動化するわけだが、いやそこはオレが自分でやりたい、という譲れないものがあるときがある。その線をどこに引かれている(やむにやまれぬ衝動によって譲らないとすれば、それはあらかじめ引かれているのであって、引いたわけではなかろう)かというのが、その人間がどこまで未来へ進めるか、の分水嶺なんじゃなかろうか? (しかし、それはまた、その人間がどれだけ人間的かの分水嶺かも知れない)

_ はてなスター

そういえばorkutってどうなったんだ? と突然思い出したが、評価するのが好きなのか、評価されるのが好きなのか、どっちなんだろう?

子供が通う学校は2期制なので、7月の期末テストってものはない。でも、なぜないんですか? あってしかるべきです、やってください、と訴えるお母さんとかお父さんとかがいるという話が出てた。なんでだ? 評価を見たいからだろう。絶対評価で考えれば良いのに。違うのかな? そういや、妻も相対的に評価するなぁ。判断は相対的に、評価は絶対的に、がおれのモットーだから(今作った)、ちょっと意見が合わない。とか。


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