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日々の破片

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2010-02-19

_ grepで---

テキストファイルの区切りに----とか入れていて、それがえらく大きなサイズになったとする。というか、なった。

で、どれだけのフラグメントがあるのか、----の数を調べようと、

grep ---- foobar.txt

とやると「そんなオプションは知らん」とgrepが文句を垂れる。

ああ、そうか、と納得して、

grep '----' foobar.txt

とやっても「そんなオプションは知らん」とgrepが文句を垂れる。

むむと、

grep "----" foobar.txt

とやっても「そんなオプションは知らん」とgrepが文句を垂れる。

まあ、""はだめだろうとは思ったが、それではと

grep \-\-\-\- foobar.txt

とやっても「そんなオプションは知らん」とgrepが文句を垂れる。

途方に暮れた。

で、なんとなく

grep '\-\-\-\-' foobar.txt

とやったら、処理してくれた。

さて、どこからどこまでがbashの仕業でどこからどこまでがgrepの考慮なんだろうか。

たぶん、''の中身をそのまま送るのはbash。したがって、\-\-\-\-はbashがエスケープを処理するので、grepには----が与えられて、そんなオプションは……となる。しかし'\-\-\-\-'ではbashはそのままgrepに送り、grepは-で始まっていないので検索文字列としてエスケープ処理して、無事動いた、のだと思う。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ knu (2010-02-19 00:52)

grep -e ---- foo.txt または grep -- ---- foo.txt が正解。<br>-e は次に来る引数を検索パターンとせよというオプション、 -- はそれ以降フラグは来ないと宣言するオプションです。

_ arton (2010-02-19 02:32)

なるほど。どうもありがとうございます。


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