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日々の破片

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2012-10-24

_ LINQのSelectMany

LINQにSelectManyというmapしてflattenみたいなメソッドがあるのだが、なかなか使いみちが見つからなかった。が、昨日、まさにSelectManyな使い方ができた。

static readonly string[] FilePatterns = { "a-*.*", "b-*.*", "*.bak", "*.txt" };
//
foreach (var file in FilePatterns.SelectMany(p => Directory.GetFiles(Config.DirName, p)))
{
    ...
}

_ ソニーやシャープってバカなの?

アマゾンが、日本にまた1つ、どうでも良いタブレットを売り始めた。

Kindle Fire HD 16GB タブレット(第2世代)(-)

日本っていう国を分析してみよう。裏付けは取りたい人が取れば良い。

まず、この国は老人の国であり、しかもこれから老人は増える一方だ。

老人(おれの場合は40過ぎてから急にだから、中年も含めて良い)の特徴ってなんだ?

高度な知性と老眼だ。

つまり、読解力も高い識字力もあるが、肉体的に書籍の読解が難しい。

年を取って理解することがある。

なぜ、おれが子供ころは新聞やら本やら読んでいた、祖父だの祖母だのが、晩年テレビばかり見ていたか。

読めないんだよ、肉体的に。特に、文庫は全滅だ。

先日、範馬刃牙が最終巻だから買ったけど、新書版のマンガもほとんど読めない。大判のやつはまだ問題ないけどな。

範馬刃牙 37 (少年チャンピオン・コミックス)(板垣 恵介)

(読めないおかげで、「しょっぱい」結末を知らずに済んでいる幸せな人がいる)

諸外国は知らんよ。老人がどんどこ死んで市場が常に30代を中心にしている国なら、7インチだ9インチだ5インチだで全然OKだろう。そもそも連中はどこまで本を読むのかな?

日本はそれでも老人だけで数千万人単位の市場にこれから成長するのだ。この市場は、書籍市場から見放されている。が、購買力はある。読書市場からは単に肉体的に疎外されているだけなのだ。

であれば、この市場に着目しなければ嘘だろう。

新聞は比較的早くからこれに目を付けて、市場努力をしてきた。

でも、それは字を大きくして紙面を変えず、情報量の劣化を言い回しの工夫でカバーするという方向だった。

そうではなく、単純に大きな字を表示できる媒体があればよかったのだ。そして、それは現在は実現可能だ。

ここでまた自分の眼力から換算してみると、望まれるメディアは20インチ pad(高精細の必要は実際にはなく、1600×1200で良い)が、新聞紙の軽さで、真ん中から2つに折り畳めるようになっている状態だ。(折たためば1iPadを3回り大きくした程度となる。現実的にはさすがにでか過ぎるかも。19インチでも十分かなぁ)

このサイズに文庫本の2ページ分を表示する(たぶん、4ページもいけそうな気がするが)、あるいは大判の書籍2ページを表示すれば、問題なく読める。

重さはそのサイズでも300gは維持させたい。しなる? しなっても問題ないようなディスプレイを作ることが技術の使い道というものだ。熱? 明るさ、それこそ技術の使いどころじゃないか。

こういった優れたメディアを送り出す能力がアップルやアマゾンには無いだろう。なぜなら、彼らの市場は老人を向いていない。したがって、最初から7インチなのだろう。だが、それでは肉体的に読めない市場は切り捨てられる(そして振出に戻って、その市場こそが日本の狙うべき市場だ)。

だから、シャープやソニーといった日本のメーカーこそがここを狙うべきなわけだ。あらかじめ新潮社と岩波書店と提携して文庫を10000冊くらいおさめて、価格はずばり10~20万円(そこは政治というもので、敬老の日に向けて地方自治体や国に60代以上に1台提供するように買わせればいいじゃん。公共事業というやつだ)。

(現在の進行状態からいくと後数年でまったく書籍は読めなくなりそうだ。したがって、早く市場に投入してくれくれ)


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